春夏秋冬のある暮らし セミナーのお知らせ

春夏秋冬のある暮らし ー機械や工業材料に頼らない住まいの環境つくりー

日時:2020.2.06木 19:00-21:00 環境異変に向き合う 省エネ機器や工業材料は危機回避につながらない
3.12木 〃中止
4.23木 〃中止
5.21木 〃 中止
6.25木 〃空気を暖めない熱エネルギー 現代の屋根は夏の受熱、冬の遮熱を生む7.16木〃 換気扇を使わずに風を通す 隙間風は隙間があっても止められる
参加費: 無料
場 所:市ヶ谷駅歩5分 DNPプラザ
講 師: 金田正夫
申込問合:無垢里03-5458-8132  mukuri_d@yahoo.co.jp
主催:  丸善雄松堂

※機械や工業材料に頼らず自然の営みに正面から向き合う全容をこの一冊にまとめました。会場で1,980円を1,700円(税込)でお分けします。

チルチンびと「古民家」の会セミナー開催

 

■チルチンびと「古民家」の会 セミナー

初級レベル~中級レベルまで、一気に講義。継ぎ手、仕口の破壊試験の写真とデータ。地震での破壊状態…など、必須の講義です。

日 時:2020年2月12日(水)13:00~
場 所:風土社
講 師:山辺豊彦先生(構造建築家)
参加費:古民家の会会員 無料・非会員 5,000円/1人

【申込み・問い合わせ】
チルチンびと「古民家」の会 事務局(担当:秋田)
TEL:03-5281-9537
E-Mail:info@fudosha.com

 

『日本の美邸5号』発売中です

こんにちは。チルチンびと別冊編集部です。

昨年の暮れ、チルチンびと別冊『日本の美邸5号』が発売しました。その後は、書店に足を運んでは、「よしよし、今日も綺麗に並んでいるな」とか「あ、1冊減ったかしら」とか、書棚に置かれた雑誌をドキドキしながら確認する毎日です。

この本の制作では、本当にいろいろな方にお世話になりました。建築家から話しを聞いて学び、素敵な住宅や建て主の暮らしぶりに憧れ、カメラマンから届いた写真やデザイナーが仕上げたデザインの美しさにハッとし……。とても刺激的な日々を過ごさせていただきました。

一つ一つの工程に、いちいち感激するうちに、自身の興味や感覚がどんなものに向いているのか、じわりと見えてきたような気さえしました。

フレドリック・ブラウンの『シカゴ・ブルース』というミステリー小説の中に、こんな一節があります。

〈おれがいおうとしたのはそれだよ、坊や。窓の外を見たり、なにかほかのものを見るとき、自分がなにを見てるかわかるかい? 自分自身を見てるんだ。ものごとが、美しいとか、ロマンチックだとか、印象的とかに見えるのは、自分自身の中に、美しさや、ロマンスや、感激があるときにかぎるのだ。目で見てるのは、じつは自分の頭の中を見ているのだ〉(青田勝訳)

雑誌を見てくださったみなさんは、どんなふうにお感じになったでしょうか。

目次はこちら

5号「住まいの品性」

担当:太田

そこにある自然

最近、取材で「自然」の力について聞くことが重なりました。日々東京の会社にいると、自然が見たくなります。公園の小さな、整った植木では足りないと思ってしまいます。しかし取材相手にそう話すと、都会には都会なりの洗練された自然があると教えていただきました。

101号の第1特集は「庭のいろいろ」。「中庭」では都市部で中庭のあるお住まいをご紹介。他にも坪庭、雑木の庭、畑庭、5坪の庭、借景、造景、家族庭と、さまざまな地域、場所のさまざまな庭を掲載しています。

第2特集は「グローカルライフ」。世界を視野にしながら地域に暮らす人々の暮らしを紹介しています。

誌面に緑があふれる今号。自分にないものをうらやむのではなく、身の回りを見直し、憧れを力にする役に立てればと願っています。

担当:青木

窓から見下ろす景色

先日、地方の取材に向かうため、飛行機に乗った。
時刻は朝の7時20分。飛行機の窓から見下ろす景色は刻一刻と変化し、雪をかぶった山や朝靄に包まれた街がとても綺麗だった。その美しさから目を離すことができず、機内で軽く眠るつもりが結局窓の外ばかりを見て眠ることはなかった。空から見る街はすべてが小さく、その小さな街の小さな家のそれぞれに、人間が住んで生活をしているのが不思議でならない。空から見た景色はジオラマの世界のように小さくかわいらしい。

99号の第1特集は「平屋の暮らし」。
平屋に住むご家族の記事の中で「平屋は子どもが家のどこにいても気配を感じられる」とある。私は今、アパートの3Fにひとりで暮らしているのだが、たしかに、家族と暮らしていた頃は家族の生活音や声が聞こえると、自分の部屋に居たとしてもどこか安心感があったものだ。そんなあたたかい生活が平屋なら簡単にできるのかもしれない。
平屋からは、どっしりと地に座っているような度量の大きさというか包容力のようなものを感じる。きっと平屋の窓から見上げる景色は、飛行機から見下ろすジオラマの世界よりずっと広大だろう。

第2特集は「古民家の再生と創造」
塩見奈々江さんの連載「古物語り」から始まり、古材を用いて建てた美容室、和洋折衷の舘「三宜亭」、〈希少物件情報〉築120年の新潟県十日町市の古民家、を紹介しています。
新連載の「花に聴く」では春の生け花の写真が美しく、連載「日々、まめまめしく。」では春のお弁当&普段のお弁当“地味弁”を紹介。
表紙も春らしい青空が綺麗です。ぜひご一読ください!

 

担当:佐藤

冬本番

各地で冬本番を迎える、今日この頃。『チルチンびと』98号「薪ストーブのある家」が発売となりました。薪ストーブと言えば、火。火と聞いて何を思い浮かべますか。私がいちばんに思い出すのは、小正月のどんど焼きの「火」。そしてもう一つ、ガスコンロの青い「火」。IHや電子レンジで便利になっても、欠かせないのはコンロの火力。料理の仕上がりにもなぜか安心感があります。

火の魅力は、多種多様で一言では言い表せないもの。今号の第1特集では、薪ストーブを家に取り込み、火のある時間を過ごす家族の物語をお届けします。第2特集では、「薪ストーブとゼロエネルギー住宅」と題し、地球温暖化やエネルギー問題といった国際的な課題を抱える現代において、どのような家づくりが可能か、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの魅力をたっぷりご紹介。そのほか、保存版・薪棚づくり完全図解や最新・薪ストーブカタログ、リフォームでかなえる薪ストーブ方法など。薪ストーブを夢で終わらせない実用情報も満載です。

担当:宮下