先日、友人と高尾山(東京都八王子市、標高599m)に登りました。都心から近い場所にありながら、いまだ多くの緑が残されているということで、有名なミシュランガイドにも紹介されている人気行楽地です。
ところで、高尾山といえば「天狗」です。山腹の薬王院には、大天狗・小天狗の銅像がいくつも建てられております。僕はこういう物の怪的なものが好きなので、天狗と2ショット写真も撮ってきました。そもそも天狗とは、戦いの神さまとして知られる飯綱大権現の眷属(とりまき)で、神通力を駆使して超常現象を引き起こす空想上の生物です。ただし、一概に「空想」と片付けるわけにはいきません。古より現代まで、日本各地には天狗の目撃情報が残されていますーー。高尾山は、かつては修験道の修行場だった霊峰。天狗目撃談の多くは、修行中の山伏を見間違えたのだということにされています。でも、考えてみますと、深山に籠った山伏が荒々しい修行を重ね、やがて霊力や呪力を手にしても不思議はありません。そういえば学生時代、急に座禅を始めた友人がいました。彼の場合、身体各所の間接が異常に柔らかくなるという特技や、「尊師」というニックネームを手に入れ、代わりにますます社会適応能力を失ってしまったわけですが、継続した修行は、ときに人智を越えた異次元への扉を開くのではないでしょうか。
閑話休題。登山に話を戻します。薬王院でおみくじをひくと、6人中3人が「凶」というハプニングもありましたが、全員で無事に登頂。過ぎ行く夏を惜しみつつ、青空の下で気持ちのよい汗をかきました。
……そうそう、“青空の下”と言えば! 本日発売の『チルチンびと』57号は、「空の下のリビング」と題してウッドデッキのある暮らしを特集しています。

大阪からは家具の展覧会のお知らせが届いています。
■Furniture connection Vol.1 「機能する椅子、道具としての家具」
よい道具とは、何世代にも渡って受け継がれるものーー。
「よい道具、家具」とは何かを、制作者が主体的に提案し、観覧者とモノづくりの本質的側面を共有することをめざして行われる展覧会です。5組のファニチャーメーカーの仕事と姿勢を、「家具、原寸図、パネル」の三部構成で展示。開場ではダイニングセットほか、それが使われる状況がイメージできるように家具を配置し、実際に座って使い心地を体感できます。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
会期:2009年10月11日(日)14時?19時
12日(月・祝)11時?19時
会場:大阪市中央公会堂B1展示室
(http://www.nakanoshima-style.com/culture/culture2.htm)
*出展者(敬称略順不同)
木の工房KAKU/賀來寿史 http://www.kinokoubou.com
soushinan/木村洋章 http://www15.plala.or.jp/soushinan
家具の音楽/名嘉眞 正 http://hakoya.exblog.jp
Wooden Furniture Yoshinori/松下由典 http://kinosigoto.kinokoubou.jp/?p=69
新木工房/新木 聡 http://www.ac.auone-net.jp/~shinki/profile.htm
Dr.チェアー/平田三千男(新木工房とユニット参加)
*問合せ Furniture connection 企画運営/名嘉眞 正
TEL/FAX:0595-63-0313 e-mail:sinatora@asint.jp
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