4月発売の42号も追い込みの時期。
まだまだ寒い日もありますが、日差しがずいぶん暖かくなりました。
春はもうすぐ……ですが、編集部では風邪が流行っています。
みなさんもどうぞ気をつけてください。
今日は、東京都大田区にある「昭和のくらし博物館」で開かれる講座をご案内します。
昭和26年築の木造2階建ての住宅を生かした博物館の建物と、
実際に使われてきた家財道具や衣類などの日常用品の展示も必見です。

昭和のくらし博物館 2007年 土曜夜間講座
第8回 火鉢を囲んで建築の歴史
第一線で活躍する建築史の先生方が、面白く、わかりやすくお話します。
建築をもっと身近に感じてみませんか?
今年も「父を語る」講座を開催します。
田園都市の成り立ちと、文化財と世界遺産の保存と活用の現場の話も見逃せません。
●3月3日 (土) 「文化財建築の保存と活用 」
講師:堀 勇良 (文化財建造物課)
登録有形文化財の登録建造物は5,000件を超えている。
盛んになってきた歴史的建造物の再生プロジェクトのうち、注目されるいくつかの事例を紹介する。また話題となった保存問題などを通じて、歴史的建造物保存活用の現在を概観する。
●3月10日 (土) 「父・藤井厚二を語る」
講師:馬場 福子 (藤井厚二氏ご長女) 藤森 照信 (東京大学教授)
建築家・藤井厚二(明治21〜昭和13年)は、環境工学の先駆でありモダニストとしても知られている。竹中工務店にて大阪朝日新聞社などの設計を手掛けた後独立し、住宅を中心に環境工学というアプローチから日本の気候・生活・風土と西洋的な空間構成とを融合させる手法を提示した。代表作は昭和3年に京都の大山崎に実験住宅として設計した自邸「聴竹居」。この藤井厚二について、建築史研究者と娘から見た視点で語る。
● 3月24日 (土) 「日本の中の世界遺産」
講師:大和 智 (筑波大学・世界遺産学専攻 教授)
「世界遺産」とは、世界中の顕著で普遍的な価値のある文化遺産・自然遺産を人類共通のたからものとして守り、次世代に伝えていくことの大切さを唱えているユネスコの国際条約である。現在日本国内では、白神山地などの「自然遺産」と法隆寺地域などの「文化遺産」を含め、13件が登録されており、「石見銀山遺跡」など4件が暫定リストに上がっている。この中から建築的に見た日本の中の世界遺産の保護と活用を考える。
● 3/31 (土)
「田園都市をふり返る −わが国戦前期の郊外住宅地の誕生の背景について」
講師:内田 青蔵(埼玉大学・住居学研究室 助教授)
今日、あたり前となった通勤・通学を伴う生活は、交通手段の発展・普及により、郊外に専用住宅を構えることが可能となったことにより誕生した生活スタイルである。こうした郊外生活の賛歌は、模範工場村、そして、その思想を発展させたイギリスのE.ハワードの田園都市運動の影響といわれている。今回は、模範工場村のひとつのポート・サンライトを紹介しつつ、当時のイギリスにおける田園都市とその考え方について振り返ってみたい。
■受講のご案内■
【場所】 昭和のくらし博物館 座敷
〒146-0084 東京都大田区南久が原2-26-19
TEL&FAX 03−3750−1808
【交通】東急池上線「久が原」駅もしくは東急多摩川線「下丸子」駅下車徒歩8分
【E-mail】showalhm@a03.itscom.net
【URL】http://www.digitalium.co.jp/showa/
【時間】
p.m. 6:00〜8:00(後半30分は質疑応答)
p.m. 8:00〜講師を囲んでの懇親会(参加費500円)を予定しています
【定員】40名(定員になり次第締め切り)
【受講料】全4回 5,000円/1講座2,000円(資料代実費がかかる場合があります)
*申し込み方法など、詳しくは「昭和のくらし博物館」までお問い合わせください。
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