別冊67号「民家の再生と創造④」

別冊66別冊67号「民家の再生と創造④」

 

カール・ベンクス 美の世界 

徳島県徳島市 農家民宿 小舞庵
伝統構法で建てた農家民宿
設計=木下龍一

伝統構法の魅力を継承する
文=木下龍一

徳島県「藍の館」
豪壮な藍屋敷と藍住町の試み
設計=木下龍一

KOBO Brew Pub
古い米蔵を改修しブルワリーが誕生

■チルチンびと「古民家」の会 会員事例

広い土間と美しい梁 古民家を移築再生した開放的な家
愛知県 ㈲勇建工業

新旧の素材と技術を生かした、自然とともにある暮らし
愛知県 ㈲勇建工業

築100年の民家を心地よい空間に
香川県 ㈱菅組

築400年の古民家を住み継ぐ重要文化財 栗山家住宅
奈良県 ㈲倭人の家建築

街の記憶を伝える町家
大阪府 ㈲井信/設計=植松清志

地域を代表する古民家を産学連携で再生
兵庫県 ㈱中井工務店/改修設計=㈱中井工務店・神戸芸術工科大学 環境デザイン学科

築100年の住まいを再生し老後を豊かに過ごせる家に
愛知県 ㈱エコ建築考房

長屋門の納屋を暖かく過ごせる住居に
福岡県 ㈲建築工房 悠山想

古民家再生「構造補強」のポイント
埼玉県 ㈲ますいいリビングカンパニー 文=増井真也(ますいいリビングカンパニー)

木の家の防火性能
文=安井 昇

■茶室の再生

受け継いだ茶道の家を再生
改修設計・施工=㈲勇建工業

東京都大田区「柴楽庵」
家族の歴史に寄り添う茶室
改修設計=遊民建築研究所/施工=パナソニックホームエンジニアリング

「曳家」という選択と意義
文=黒田幸弘

富山県「静古庵」
中村昌生、幻の処女作「静古庵」
設計=中村昌生 施工=中村外二

茶室「静古庵」の特徴と歴史的価値
文=森本英裕

〝しくみ〟で解く茶室
著=竹内 亨

ヴィンテージランプの誘惑
取材協力=STOCKMAN

全国・お店リスト
ヴィンテージ、アンティークの灯りを探して

 

別冊66号「民家の再生と創造③」

別冊66号「民家の再生と創造③」

 

■木下龍㆒とその弟子の仕事 

しがらきの里
自然農法を育む古きよき里山再生
移築再生設計=木下龍㆒

秀明自然農法しがらきの里に寄せて
文=木下龍㆒

しがらきの里の四季

次の百年へ住まい継ぐ家族のために
改修設計=木下龍㆒

Galerie I.TO
昭和初期の二軒長屋を一つにつなげてギャラリーに
改修設計・現場監督=近 仁裕

京つけもの富屋
京町家再生 モダンが生きる漬物店
改修設計=栗橋大輔+栗橋智子

兵庫県丹波篠山市

つながる人びと
archipelago 素滋食堂/SOJI Tamba Sasayama

昭和の民家をモダンな家具が演出する
内装設計=㈱マルキン 施工=㈱中井工務店

大屋家の古民家暮らし 夏

日本列島集落の旅
世界遺産となった合掌造りの里 越中五箇山
写真=畑 亮、畑 耕、畑 拓 文=畑 耕

チルチンびと「古民家」の会 会員事例

城址に建つ歴史ある民家を快適な住まいに
愛知県 ㈲勇建工業 改修設計=岡本一真

リフォームモデルハウス・ここんの家
昭和期の平屋を心地よい住まいに
愛知県 ㈱エコ建築考房

多喜屋
古民家を改修した一棟貸しの宿
香川県 ㈱菅組

伝建地区に建つ歯科医院の再生
福岡県 ㈲建築工房 悠山想

九品寺・三蔵
奈良の古刹に能舞台を築く
奈良県 ㈲倭人の家建築

街の記憶を伝える町家
大阪府 ㈲井信 設計=植松清志

天理教有馬口分教会
大正時代からある天理教分教会を再生する
兵庫県 ㈲井信 設計=植松清志

民家の知恵を生かした住まい
文・写真=金田正夫

左官の美 -土壁・土間-
文・写真=小林澄夫

 

6601 チルチンびと 木の家広場 表4 / 6602 チルチンびと「古民家」の会 表3 / 6603 勇建工業 74p

別冊63号「日本の森林と地球を守る家づくり」

別冊63号「日本の森林と地球を守る家づくり」

 

山と工務店が手をつなぐ『チルチンびと』編集長 山下武秀

日本の森林と地球環境保全に関わる家づくりの連携
文=有馬孝(東京大学名誉教授)

山と地域工務店が担う、地方創生と脱炭素社会
談=長野麻子(前・林野庁林政部木材利用課長)

 

■特集 日本の山と工務店のつながり 13事例

㈲響屋×栃木県鹿沼市
SGEC認証を受けた山林から、安心の家づくりを

エコワークス㈱×熊本県球磨郡多良木町
SGEC認証を取得し、家づくりで省エネ・創エネを推進

㈱四季工房×宮城県・福島県
葉枯らし・天然乾燥材で、地域循環型の家づくりを続ける

都市の工務店×㈱山長商店(和歌山県田辺市)
年間約2万トンのCO2を吸収する山長の森
㈱加賀妻工務店、㈱千葉工務店、㈱大丸建設、㈱平尾工務店

日本の森林と地球を守る家づくり
文=榎本長治(㈱山長商店 代表取締役会長)

㈱未来工房×福岡県八女市
県産の八女杉を使った家づくりで地産地消を進める

㈱エコ建築考房×岐阜県加茂郡東白川村
FSC認証材の東濃ひのきを使った健やかな家づくり

江戸末期の民家を改修し家族の歴史を未来へつなぐ
福岡県 ㈲建築工房 悠山想

木の家で暮らす人びとの健康と居住性についての長期調査
文=萬羽郁子(東京学芸大学准教授)

木の家と健康
文=東 賢一(近畿大学医学部准教授)

㈱増子建築工業×福島県
福島県内の市場で目利きした原木を製材・加工する

㈲堅木工房×青森県南部町

㈱小林建設×埼玉県秩父市

ノモトホームズ㈱野本建設×新潟県村上市山北

㈲倭人の家建築×奈良県吉野郡

㈱西渕工務店×愛媛県上浮穴郡久万高原町

㈱グッドリビング どんぐりの家×千葉県君津市

「木と人の文化」を次世代へ
木の魅力を伝える地域の遊び場
石川県小松市 そらのあそびば ハレノチクモリ

木造建築物の炭素貯蔵量の簡易計算
文=外崎真理雄(森林総合研究所)

 

■「国産材の家認定制度」国産材を活用し日本の森林を守る運動推進協議会

国産材の家認定制度のめざすところ︱国産材の活用で日本の森林を守る︱
文=島田泰助(一般社団法人 国産材を活用し日本の森林を守る運動推進協議会)

国産材の家 炭素固定量・森林吸収量データ(国産材を活用し日本の森林を守るため共に行動する企業)
国産材の家 地域循環型経済データ(チルチンびと「地域主義工務店」の会)

国産材を活用し日本の森林を守るため共に行動する企業 会員リスト

 

別冊62号「民家の再生と創造②」

チルチンびと別冊62号 -民家の再生と創造②-

 

京町家の再生-もみじの小路-
改修設計=木下龍一+内田康博

パッサージュとしての「もみじの小路」文=木下龍一

築400年の古民家を住み継ぐ 重要文化財・栗山家住宅
奈良県 ㈲倭人の家建築

 

■チルチンびと「古民家」の会 会員事例

祖父母の暮らした古民家を暖かく快適に
愛知県 ㈲勇建工業 改修設計=後藤 孝

勇建工業の取り組み
小さな城址に建つ歴史ある古民家を、耐震・断熱性能を高めて再生する
愛知県 ㈲勇建工業 改修設計=岡本一真

昭和期の平屋を快適に暮らせる住まいに
愛知県 ㈱エコ建築考房

大屋家の古民家暮らし・春
愛知県 ㈱エコ建築考房

思い出の姿をそのままに 香川の地で実現した移築再生
香川県 ㈱菅組

後醍醐天皇の隠れ里に佇む旬の野菜レストラン
農悠舎王隠堂
奈良県 ㈲倭人の家建築

登録有形文化財の古民家を次世代へと住み継ぐために
大阪府 ㈲井信

江戸末期の民家を改修し家族の歴史を未来へつなぐ
福岡県 ㈲建築工房 悠山想

地域を代表する古民家を産学連携で再生
兵庫県 ㈱中井工務店

 

■特集 古建具のいろは

古建具図鑑 文=松本昌義

古建具とアンティークのお店

古色図鑑

古色塗料カタログ

ガラスの伝播と日本の建築とガラス史 文=谷一 尚

 

■古民家改修における構造補強のポイント

軸組の連続性と耐力壁・水平構面の連続性を確保する
文=山辺豊彦(山辺構造設計事務所)イラスト=鈴木 聡(TRON/OFFice) 

■赤い壁 文・写真=小林澄夫 

日本列島集落の旅 塩の村 茨城県鹿島灘
写真=畑 亮・畑 耕・畑 拓 文=立花千夏 

■チルチンびと「古民家」の会 会員リスト

 

別冊57号「民家の再生と創造① -古材・古民家の美-」

別冊57号「民家の再生と創造① -古材・古民家の美-」

 

発刊に寄せて

「民家の再生」という言葉は、建築ジャーナリストの平良敬一さんと、立松久昌さん(故人)の造語である。長野県在住の建築家・降幡廣信の仕事を評して生み出され、1992年に『民家の再生』| 降幡廣信の仕事| が刊行された。来日観光客の増加で、京都・金沢をはじめ全国の「伝統的建造物群保存地区」は大盛況である。

一方で、民家の再生のための「大工・左官・建具」の技術継承は困難な状況にある。戦後の住宅建築は、プレファブリケーションと産業化により「地域ごとの伝統的建築」から、「商品」へと大きく変わってきた。工務店も社員大工・常用大工を抱えていても、その技術を発揮し継承するための「受注」が長期的に減少し、構造材の機械プレカットと構造用合板により、大工の仕事が組立工化している。

和室・床の間・玄関上がり框・障子・簾戸・欄間、瓦屋根・格子戸・土壁・犬矢来……世界の人びとに「感動」を与える力を持つ「建築文化」。それを生み出す「職人力」の継承のための「大工・左官・建具」職人の高齢化問題が指摘されて久しい。

建築家の故・吉田桂二さんは大工後継者問題について、大工が「人に見せられて、家族に自慢ができ、人より稼げる」ように戻せば、ほっといてもみんななる。それは「工務店の社長の、腹のくくり方次第だ」。加えるなら「建築家とメディア」の協力だと、よく話していた。

平良敬一さんも、建築家は「大工・左官・建具」職人の仕事を組み込み「機能主義を超えた」住宅建築を、めざさなくてはならない。それは、グローバルとローカルの「相克」の中で「創造」されると、語る。

そのための「場」として『チルチンびと「古民家」の会』を立ち上げた。この小雑誌が、いくばくかの役に立てれば望外の幸甚である(あの世に逝った後の、先達への言い訳のためもあるのだが)。

『チルチンびと』 編集長 山下武秀

 

現代の感性が宿る 京町家暮らし 再生設計=安田勝美 写真=酒谷 薫

民家の再生と創造
 
民家の再生と創造 ― 古材・古民家の美 民家再生の意義 文・写真(特記なきもの)=木下龍一
古民家に宿った大正モダニズムと現代生活の融合 再生設計=木下龍一 写真=酒谷 薫

チルチンびと「古民家」の会 会員工務店事例
 
古民家再生の実績を生かし新潟の料亭を移築再生 愛知県 勇建工業 写真=畑 耕
築130年の古民家をモダンに住み継ぐ 愛知県 勇建工業 再生設計=岡本一真 写真=酒谷 薫
家とともに受け継がれる先人の粋 愛知県 小林住建 写真=畑 耕
家族の絆を深める大正期の主屋再生 福岡県 建築工房 悠山想
伝統工法を次世代に継ぐモデルハウス兼ギャラリー 奈良県 倭人の家建築 設計=安田勝美 写真=酒谷 薫
築100年の住まいを再生し老後を豊かに過ごせる家に 愛知県 エコ建築考房 写真=垂見孔士
伝統工法を知り尽くした棟梁が挑む大正期古民家の補強再生 神奈川県 加賀妻工務店 写真=畑 耕
町家を再生したホテルで宿場町を丸ごと体感 滋賀県 木の家専門店 谷口工務店 設計=竹原義二(無有建築工房) 写真=畑 拓

町並み保存と民家再生 文=永見進夫 写真=西川公朗
自然素材と職人技が紡ぐモダン民家 愛媛県 西渕工務店 写真=川辺明伸
大江文学の原風景 大江健三郎の生家を訪ねる-兄・大江昭太郎邸- 設計=永見進夫 写真=輿水 進
運命に導かれ思い出の洋館を修復 改修指揮=塩見和彦 写真=西川公朗
日本列島集落の旅 平家落人伝説の集落 写真=畑 亮・畑 耕・畑 拓
「古民家」の会ニュース 古民家水平耐力用【相欠け1号】予備試験

 

■保存版「古民家再生ハンドブック」
■古民家再生における構造補強のチェックポイント
文=山辺豊彦(山辺構造設計事務所)イラスト=鈴木 聡(TRON/OFFice)
■古色塗料・メンテナンス製品
■スクランブル
■チルチンびと「古民家」の会 会員リスト
■チルチンびと「古民家」の会 会員募集・設立記念セミナー開催