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吉田桂二・著 木寺安彦・写真
__すべての木造のプロに伝えたい、木造の大家の設計作法
これはいわば、設計の手の内の公開なのである。
__一般に設計を進めてゆく道程は、大なる部分から始めて小なる部分へと進むように思われているが、それでは質のよい設計はできない。……設計作業の内容としては、大小間の往復運動である……両者が切っても切れない関係へと昇華した時、設計作業は完結するのである。……木材は生きているから、個性もあるし、語りかけてもくる。
■序章
ディテールは建築の造形と空間を確定させる要素である
■1章
空間の融合と分離
総論:どう見えるか、見せるか、見せないか
内外空間の融合と可変性・岡山の家
歴史的空間との連続性・大乗院庭園文化館
内部空間に外部性を・月心居
■2章
架構が造る空間造形
総論:架構の形と空間の形の連動
一室空間の造形・御所の家
庭を内部化する町屋の造形・大垣の家
戸建住宅の完結性を造形・藤沢の家
立面の一面性を造形する・成増の家
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■3章
大型架構の木組み
総論:木造で造る大型施設
トラス的軸組で風に備える・琴引浜鳴き砂文化館
和小屋に方杖を併用した架構・熊川宿道の駅
合せ柱と方杖で構成する架構・大洲まちの駅
和小屋棟とRC造を内包した棟を並列・木蝋館
A型軸組で無壁架構を造る・北陸線電化記念館
大型施設を木造+混構造の群体で造る・内子自治センター+図書情報館
■4章
混構造の架構
総論:RC造の特質を木造に付加する
小径丸太で造るアーチ型大空間・長浜鉄道文化館
木造立体トラスの空間造形・古河文学館
RC造に木造方形屋根をのせる・壺井榮文学館
RC造を内包した木造軸組3階建・本土寺賽相庵
■5章
残された風土のかたち 民家再生
総論:何を残し、何を付加するか、民家再生の意味を問うこと
茅葺き屋根の形を復元し再生・坂本善三美術館
民家の屋根裏空間を居室化・石畳の宿
民家を現代生活の器に再生・旧逸見家
茅葺き屋根架構を見せて再生・夢屋
■6章
凝縮された造形
架構のかたちで茶室空間を造る・妙得庵
架構のみでかたちづくる堂・成留屋の辻堂
石の記念碑2題・鷹見泉石碑+長塚節・若杉鳥子碑
■吉田桂二作品リスト 1992〜2003
■著書リスト(単行本)
■著者略歴
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